ようやく発火抑えるプラグが全家電製品に義務づけられるそうですよって話

　NHKニュースで拝見しましたが、ようやくトラッキング防止カバー対応コンセントプラグが全ての家電製品に装着が義務付けられるそうです。経産省が主導のようですので、本気なんでしょう。

　トラッキング現象とは ･･･（参考：wikipedia）

コンセントとプラグのすき間に大量のホコリが蓄積され、それが湿気を帯びた場合に漏電することがあり、経時と共に漏電部が沿面放電し炭化、炭化部から発火する。これをトラッキング現象と呼ぶ程度によっては電流が流れホコリが発火し、火災の原因となることがある。このような状況下にある場合は定期的に清掃するか、プラグにトラッキング現象を防止するための部品（ホコリの侵入を防ぎ、接点部を密閉する）を取り付ける必要がある。特に大型家電製品の裏側など普段目にされない場所などに発生しやすい。また、タコ足配線のような過剰なコンセントの増設は、それだけ接点が増えトラッキング火災の原因ともなりやすい。

実際この問題は結構前から問題提起されてましたよね。その証拠に電材系のメーカーからはトラッキング防止カバー対応のタップだったり、延長コードやプラグカバーまで発売されています。

サンワサプライ プラグ安全カバー TAP-PSC5N

iBUFFALO 電源延長ケーブル トラッキング防止プラグ 3m ホワイト BSTAE30WH

Panasonic ザ・タップX(安全設計扉・パッキン付コンセント)(3コ口)(スナップキャップ・1mコード付)(ホワイト)

　今でもどこかの電器屋さんでは、客単価を少しでも上げる為に「冷蔵庫やテレビ、洗濯機等のコンセントを一度差し込んだら、しばらく取らない系の家電」を販売する際には、トラッキング防止カバープラグをすすめて売上増に繋げてるんでしょうか。

　正直、今更義務付けられたら、今までの家電はどうするの？って思わなくもないので、明日以降、販売する家電には必ず接客の際には一言加えて頂きたいですね。そして、これは電器屋にとっては大チャンスかもしれません。お客様の信頼を獲得できる良い機会に繋がるかもしれませんので積極的なアプローチを期待します。

　以上どうも有り難う御座いました。