家電量販店と万引きと、終わらないイタチゴッコ。
家電量販店に限らず、お店にとって頭の痛い犯罪行為が「万引き」です。万引きというと軽く聞こえますが「窃盗罪」にあたります。
家電量販店に限らず万引き防止策として盗難防止器をつけてますよね。業界最大手のチェックポイントシステムのHPに小売業におけるロス総額が出ています。
万引きなどによる小売業のロス総額は、日本で約102億ドル(約9,984億円)、24カ国中3番目に高額であることが判明
すごい金額ですよね。一概に全部が万引きではありませんが、日本では上記額のうち47.6%が万引きによる被害額との事です。
家電量販店も黙っているだけではありません。もちろん盗難防止器を設置していますし、防犯タグもつけてますよね。最近ではJANコード型の全くそれとわからないタイプのも登場してます。また、昔はアルミ等のケースに入れれば警報機が発報しませんでしたが、最近はアルミ、メタルケースを認識してくれる機器まで登場してます。
チェックポイントシステムジャパン 万引き防止システム EAS メタルポイント
ところで今日、こんな堅い話をした理由ですが、警報機をつけるのはいいですが、会計したのに警報機を外し忘れて発報してしまったにもかかわらず、きちんと謝罪も出来ない店員に遭遇しました(笑)。
ちゃんと管理も出来ないなら警報機を付ける意味も無いし、きちんと謝罪も出来ないような店員教育しか出来ないなら、何時までたっても万引きは減らないでしょう。
要は人が一番大事だなと感じた日でした(笑)。