国民生活センターより、設定温度にならないヘアアイロンのテスト結果報告が出ています。
国民生活センターより、設定温度にならないヘアアイロンのテスト結果報告が出ています。
設定温度にならないヘアアイロン(相談解決のためのテストから No.83)(商品テスト結果)_国民生活センター
この手の製品不良は結構多いのが実情です。どこのメーカーがとか、生産国がどこがとか関係なく家電品には初期不良が付き物だと思います。
昔の話になりますが、ビデオデッキからDVDレコーダーに移り変わる時代の話です。当時、DVDレコーダーはかなり初期不良が多かったです。ソフトウェアの不具合連発で、とにかく売りたくなかったVというメーカーに代表されるように、国内メーカーでも不安定な製品が多かったです。
特に最悪な初期不良が
「電源が入らない」
という、ホントどうしようもない初期不良がありました。電源が入らないというのは、何もできないですからね。初期不良の中でも一番メーカーとしてやってはいけない症状だと思います。電器屋でも電源が入るのを確認してからお渡しすれば良かったのでしょうけど、DVDレコーダーには初期設定が絡みますので中々そうは事が運ばなかった経験があります。
そんな中、パナソニックのセールスさんから聞いた衝撃のお言葉が
「うちは工場で電源が入るか確認してから出荷してますので、電源が入らないというのは無いですね。」
と。当時は感心したものですが、今思えば・・・・・
「逆に言えば、そんなこともしてないメーカーってどうなの????」
という扱く全うな考えに辿り着きます(笑)。
確かに、今はどうか知りませんが、10年程前のパナソニック製品は信頼性がありました。ブラウン管テレビの純正のテレビ台のお話ですが、
梱包している段ボールにもち手の穴ってついてますよね?その穴の内側に、ビニールで袋がついており、雨・埃が入らないように気をつかっていたり、
緩衝材が他社より明らかに多かったり
と、やっぱ一流は違うなというプライドが梱包ひとつ見ても伝わってきました。
やはりモノ作りニッポンはこういう姿勢から評価を得てたのでしょうね。値下げ値下げできついでしょうけど、もう一度この原点に戻って復活してもらいたいですね。