とうとうブラウン管テレビの生産が終了するようです。ブラウン管テレビの思い出と懐かしのCMを集めてみました。
最近では新品ではまず見かけなくなってきたブラウン管テレビの生産が終了するとのニュースを拝見しました。シャープは、現在生産中のフィリピンで2015年春で生産完了との事。他にブラウン管を生産しているインドのメーカーも2015年中に生産を終える予定らしいので、世界でのブラウン管テレビの生産が終了する運びとなりそうです。
国内で初めてブラウン管に「イ」の字を送受信できたのが1926年の話です。当時の走査線数は40本だったと伝えられております。それから約90年経った現在ではハイビジョン放送が主流となり、走査線数は1,080本です。走査線数が2,000本を超える4Kテレビも売り出されております。将来的には4K放送もされる事でしょう。
私が家電関係の仕事に就いた時、AVコーナーに液晶テレビはありませんでした。すぐにシャープがウィンドウという名前で後のアクオスブランドになる液晶テレビを発売したのですが、まだまだ高嶺の花で、AVコーナーの主力はブラウン管テレビでした。個性的なブランド名で日本の家電業界を引っ張ってきたブラウン管テレビを思い出して、印象的なブランドをご紹介致しますね。
強烈なネーミングセンスですよね。漢字ですもん、ブランド名が。年代的に売ったことはありません。新人時代に配達時に引取りで遭遇したことはありますが(笑)。
画王以降は何個かブランドを変遷して最終的には「タウ」になります。やはりパナのテレビは基本的に色が濃いですね。それはVIERAになっても変わらないですね。同じ画面でも他メーカーに比べ赤の発色が際立ちます。良し悪しなんて個人で感じればいいので、どのテレビの移りが良いとか言及はしませんが、私は好きです。我が家はずっとパナのテレビです(笑)
ブラウン管テレビの売り上げは恐らくベガが王者でしょう。圧倒的な高輝度画質は電気店の明るい店頭でも、負けないくらい明るく映り、明らかに他社よりキレイに見えたせいもあるでしょう。家庭に持ち込むと明るすぎるくらいでしたね。
印象的なモデルはBSデジタル放送開始後に登場したKD36HD800というモデルがありました。36型のテレビです。これがですね、驚愕の重量97.2kgですよ!こんな重たいテレビを、団地で階段を上げたり、戸建ての屋内階段で2階に上げたりと、よくやってましたよね、今思うとゾッとしますね(笑)
今で言うアナログハイビジョンテレビ。BS9チャンネルが受信できるMNコンバータ内蔵のテレビは非常に高価なテレビでした。100万超えの世界です。そんな中、ありえない価格でマーケットにぶち込まれたのが三洋電機の「帝王」です。
元来、こういう高単価な商品というのは個人店さんの専売特許ですよね。お客様との関係構築が蜜に行っている個人店がかなり売り上げに貢献したのではないでしょうか。
「時代はモノトーン」で一世を風靡した東芝のBAZOOKAです。ラベンダーマスクという言葉も耳に残ってますね。
田村正和さんのCMも印象深いですが、どっちかと言うと、とんねるずのみなさんのおかげです内でタカさんのモノマネがツボに嵌って腹筋崩壊した記憶がありますね(笑)
個人的な印象で記事を書いているので三菱とシャープは割愛です(笑)。以上、どうも有り難う御座いました。