4Kテレビは意外と認知されているらしいねって話。
家電量販店の売上額を大きく左右するカテゴリーと言えば、やっぱりAV商品です。その中でもテレビは花形商品ですね。そのテレビが地デジ移行とエコポイント販促により、需要を先食いしてしまった為、現在では非常に厳しい数字が続いています。
4Kテレビって何?
そんな中、テレビの起爆剤として期待されてるのが、「4Kテレビ」です。参考までに、現在のフルハイビジョン規格は1920×1080となっています。テレビを間近でよーーーーーーーくみると「緑青赤」の素子が見えると思います。その素子が縦に1080個、横に1920個配列されているのがフルハイビジョンテレビとなります。それが4Kテレビになると、縦に2160個、横に3840個の素子が配列されるテレビが4Kテレビの基本規格となります。
基本的には50型を超えるような大型ディスプレイで視覚効果が高くなるとは思いますが、小型でももちろんさらに高精細になるので恩恵はあります。動画に関してはインターレース放送が主体なので小型だとそんなにわからないかも知れませんが、番組表を表示するとその高精細さが一目瞭然でしょうね。
4K放送ってどんなのがあるの??
試験放送を行っているChannel 4Kというのが在ります。
4K放送を楽しめる対応機器|4K試験放送「Channel 4K」
他はYOUTUBEでも4Kが楽しめますね。
Panasonic 4K Channel Japan - YouTube
軍艦島 4K (Ultra HD) - Japan's "Battleship Island ...
いくらハードが揃ってもソースが揃ってなくては意味がありませんからね。これからどんどんソースが充実していって欲しいものです。間違っても3Dテレビの二の舞にはならないように祈ってます(汗
現在の4Kテレビの販売動向は?
ちょっと古いお話になりますが、GFKJAPANより「4Kテレビ販売動向」がリリースされてます。
11月の第2週の50型以上薄型テレビの販売金額構成比で4Kテレビの構成比が51%と半数を突破したのが非常に興味深いデータですね。基本的に各家電量販店は客単価を上げる為の手段として4Kテレビの拡販を行っているはずですので、販売金額構成比の50%突破は、地道な店頭での訴求活動が花開いた結果と言えるのではないでしょうか。このまま販売台数比でも差台数を少なくしていけば、経年による単価下落をカバーできる商材になりえますよね。
この時点で50型以上薄型テレビの販売台数構成比は34%とこちらも結構健闘してる印象があります。この分なら来年の年末商戦では販売台数構成比も50%超えはありそうですね。
消費者調査では1年以内にテレビ購入を予定している消費者で4Kテレビの認知度は92%もあった結果も出ています。これは個人的にはかなりの衝撃です。かつてBSデジタル放送が開始した時、店頭でBSデジタル対応テレビを販売していた私にとっては信じられない数字です。
だって、全然皆さん知らないんだもん(笑)。
当時BS対応32型ワイドテレビが大体10万~15万円くらいでした。BSデジタル対応32型ワイドテレビ30~35万円くらいでしかね。この2~3倍の単価を埋めるためにどんだけ努力したか思い出します(笑)。
現在はネット社会で情報が簡単に手にはいりますし、発信も頻繁に行われているので情報をキャッチするのも容易になっているということでしょうか。売る方にとってはネットは価格面ではデメリットな面が多いですが、新しいサービス形態を訴求する面ではメリットの方が多いなという事が実感できました。
4Kテレビは何時が買いどきなのか???
うーーーん、いつでしょうねぇ・・・(笑)。こういう最新家電は早く買ったから損をするという人もいますが、お金の面だけで言えばそれは当たってるかもしれません。でも、他の人が得られない体験を、その人だけ先に得られるというのは何事にも変えられないものですからね。昔から初物は高いと言われてますよね、カツオとか。初物を楽しめる特権を味わえるのは今しかないのでそういう意味では今が買い時と言えなくもないです。
欲しい時が買い時ですから、欲しくなったら買いましょう。個人的にはレグザが欲しいですネ!
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以上 どうも有難う御座いました。