ポイント詐欺か？粉飾決算か？家電通販サイト「まいど」の運営会社が架空循環取引をしていた疑い。
本日の産経に気になる記事を見つけました。
「ポイント５倍」狙い数億円不正取得か ヤフーが家電通販サイト「まいど」告訴へ 運営会社、架空取引疑い（1/2ページ） - 産経WEST
「ポイント詐欺どう思う」「できればやりたくなかった」 社員らＬＩＮＥに生々しいやり取り 「まいど」架空循環取引か（1/2ページ） - 産経WEST
運営会社がヤフーショッピングに出店してヤフーからポイントを不正に取得した疑いがあり、ディベロッパー側のヤフーが告訴も検討中との事みたいですね。
こちらの運営会社は、はてなでブログも書いているみたいです。
今は家電業界で生き抜くのは大変厳しい時代です。国内の家電需要は２０年前は約１０兆円とも言われていましたが、今や５兆円とも６兆円とも言われています。決められたパイの中で競合していかないとなりませんし、ネット通販系の会社は基本的には価格勝負が当たり前の現状でしょう。
大手の家電量販店のメーカーからの売り補填、買い補填を加味したNET価格よりも更に安い価格で競争しているネット通販は相当に利益の確保が厳しいと推測できます。
上の記事も実際にはどのような取引が行われていたのかは、まだ不明な点が多いですが、記事上では不正取得したポイントを同業他社で使用して家電品を仕入れていた可能性があるようです。
家電業界を盛り上げるためにも、誤報である事を願います。
かの有名な松下幸之助氏のお言葉に
「仕入れた品物の値段に適正利益を加味して価格を決め、売る。そうしたあたりまえのことをあたりまえにおこなうことが商売繁盛の秘訣である。」
というのがあるそうです。当たり前のことですが、重たい言葉ですね。
